EVO2017 ときどさん素晴らしいの話をしたかった(修正版)
・一人の男が見せた 感動
本稿はそのストーリー性を書きまとめ、読んでくれた人に少しでも私が感じた、あの感動を伝えようと試みたものの成れの果てだ。悲しいことに、私の語彙力が乏しいことを感動のあまり忘れていたのがいけなかった。「ときどisストーリー」を書きまとめたかったのだが、出来上がったのは、見せるくらいなら見せない方がマシと思えるくそ文章だ。これはむしろときどさんに対して失礼に値する、あの感動の100分の1も伝えられない自分が情けないとすら思う。
なので、代わりと言ってはなんだが私はあるキャラクターに救われた話を全力で伝えようと思う。騙したわけではない。仕方なく路線変更した結果なのだ。様々な言い訳がスラスラと思い浮かぶが、時間が勿体無いので語らせてもらうとする。
挫折や嫉妬心で前が見えなくなった私が、また前に進もうと決意したきっかけ
そう、彼だ
アビゲイルだ。
・アビゲイルに救われた格ゲーマー
人間、何に救われるかわからないものだ。動物とのふれあいで救われる者、子供の純粋さに救われる者、神に祈って救われる者、救うものも救われるものもいろいろあるだろう。
今回のケースはただ「"アビゲイル"に救われた"格ゲーマー"」というだけの話をここにまとめようと思う。
EVO2017では各タイトルの決勝トーナメントの前後に発表されたものがある。鉄拳7はKOFシリーズの「ギース・ハワード」が参戦、ブレイブルーは「獣兵衛」の追加と「ブレイブルークロスタッグバトル」の発表、どれも驚きと喜びの声が会場やTwitterに飛び交う。
そしてストリートファイターⅤではアビゲイルの追加が発表された。これまでの発表とはうって変わって、会場では微妙なリアクションをする人々、Twitterでは失望の声や暴言が見られた。人気キャラクターを差し置いて参戦したのがアビゲイル?ジョークだろ?そういう雰囲気を感じた。
でも私は嬉しかった。あのデザイン、大きさ、力強さ、インパクト、前作ウルトラストリートファイターⅣで熱意を注いだヒューゴーというキャラクターの面影を感じ取る。私が求めていたキャラクターはこいつだ!
嬉しさのあまり小野プロデューサーに感謝の言葉を吐き出す。
ありがとう小野さん・・アビゲイルを出してくれて・・・ありがとう・・・一生ついていきます
— アビゲイル久保 (@stormKUBO) 2017年7月17日
@Yoshi_OnoChin ありがとうございます…アビゲイルありがとうありがとう…
— アビゲイル久保 (@stormKUBO) 2017年7月17日
ずっと悩んでいた。
私はストリートファイターⅤシーズン1では精力的に活動をしていたが、シーズン2からは私生活の変化や調整でモチベーションを保つことができなくなっていた。オフラインの対戦会に参加することは滅多になく、大会があれば一応参加するがあまりやり込まない、その程度でしか行動することがなかった。
家にいても格ゲーをやらない時間が日に日に増えていき、1週間に1時間くらいしかプレイしない事もザラだ。もう昔のようにキャラを満足に動かすこともできない、体が衰えている。
モチベーションが下がると意識も下がる。プロにはどうやっても勝てない、環境の違いや生まれを言い訳に落ちぶれていく。 心も錆びついていく。
もうこのまま格ゲー界にいても「昔はまぁまぁ強かったおじさん」として、ただデカイ顔をしながら幅を利かせるだけの老害になる末路しかなかった。それならもう、細々とモンスターハンターおじさんとしてひっそりと生きていくか…
そんな終わりに向かっていくだけの生き物だった私が今、活力で満たされている!!
アビゲイルのおかげでだ!
自分の求めていたキャラクターが発表されるだけでここまで変わるものなのか?熱意を捧げられるものが現れたのだ。まだ追加されていない、動画で見るしかない触ったこともないキャラクターなのに目標が生まれてくる。
毎週開催されているオフライン対戦会に行きたい
大会やイベントがあればいち早く情報を掴み、参加したい
海外へ行きたい、活躍したい
プロを倒したい なんでもしたい
今までにないほどに、私の心と体は活力で満たされている。例えアビゲイルなんていらない、もっとカッコイイキャラを可愛いキャラを人気あるキャラを追加しろという人が大勢いたとしても私はアビゲイルがいい、アビゲイルで良かったと言い続けよう。
私は救われたのだ。まだ格ゲーを続けたいと思えたのだ。
アビゲイルの追加日は26日(水)だ。もう毎日が楽しくて仕方がない。
もしも、追加されて日にアビゲイルを折れてしまった時はもう立ち直れないと思う。それはそれで満足な格ゲー人生なんだと、今のうちから語っておく。
ストーム久保 改め アビゲイル久保
TwitterID: stormkubo